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株式会社アースクリーン


2003年(平成15年)7月28日(月曜日) 環境経済新聞 

豊川市学校給食センター
消滅型処理機が好調
衛生管理と省力化で成果


 愛知県豊川市内に昨年新設された学校給食センターで、当初から稼動している生ごみ処理機が好調だ。処理機は消滅型で、ディスポーザーを使って砕いた生ごみを、固液分離した上で処理するもの。日量800キロの処理能力に対して、間欠駆動するかくはん用のモーターには1.5キロワットと小容量のものが使用されており、1日あたりの電気代が300円程度という省エネ型でもある。実際に昨年9月からの稼動で大きな故障はなく、省力化や衛生面での成果は予想以上のようだ。
 豊川市内の16小学校分、1日約8000食を調理する同学校給食センターは、HACCPの概念に基づき、衛生管理を徹底した厨房施設に特徴があり、竣工以来、見学に訪れる関係者も少なくない。その厨房から1日に発生する生ごみは、各校から回収される残さいが600-700kg、調理くずが70-80kg程度だ。 旧センターでは、生ごみを養豚用のえさにリサイクルしていたが、都市化に伴い、近隣の養豚業者が生ごみを引き取らくなったため、センターの新設に併せて、生ごみの新たな処理方法を構築することが課題となっていた。
 豊川市教育委員会では最初にコンポスト化も検討したが、近隣農家などへのヒアリングから、農地に利用するにはストックヤードを設けて熟成させる必要があることや、成分バランスが悪いたい肥だと農家に歓迎されないことがわかり、現状では難しいと判断。代わりに、省力化と環境負荷低減に効果のある消滅型処理機(アースクリーン製)の導入に踏み切った。
 厨房施設のうち、生ごみが発生するのは、野菜の荒処理室、調理前の下処理室、食缶洗浄室--の主に3箇所。荒処理室で発生する残さは、コンテナに入れて屋外に運び、処理機の横に設置したディスポーザーから投入する。下処理室と洗浄室には、それぞれ2台のディスポーザーが設置されており、その場で投入できるようになっている。
粉砕後、処理機までパイプを伝って搬送された生ごみは、上部の微細目スクリーンで液分が除かれ、固形分のみが処理槽内に落下する。槽内には菌床の籾殻が充てんされており、混合、かくはんされた生ごみが水と炭酸ガスに分解する仕組み。
 同教育委の担当者によれば、処理槽内は毎朝確認に行くが、問題といえば、水がたまり過ぎたことが一度あったくらいで、1年間で取り出す物もなく、「予想以上に手がかからない」という。作業的にも、入り口に近い荒処理室の生ごみ除いては、その場にためずに処理できるため、省力化と同時に厨房の衛生管理面でも成果を上げている。